私のオネエちゃん
第11章 幸せだけど不安
恭平「じゃあ母さん、行ってきます」
由美子「いってらっしゃい」
日曜日
事前に予定していた通り
午前中の早い時間、恭平がまず家を出た
それから数時間後
恭平が待つ待ち合わせ場所へ
真子が行くだけ
だったが…
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真子「遅刻だ!!」
由美子「!?」
真子「お母さん、おはよう!!」
由美子「おはよう真子ちゃん、もうお昼
だけどね」
真子「寝坊しちゃって…」
緊張していたのか
昨夜は寝付けず寝坊してしまった真子
急いで用意していた服に着替え
髪も整えると
真子は急いで恭平との待ち合わせ場所へ
向かった
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恭平「…」
真子「お兄ちゃ~ん!!」
恭平「真子」
真子「ごめん…ちょっと寝坊しちゃって
時間、まだ大丈夫?」
恭平「大丈夫、チケット先に買ったから
行こう」
真子「うんっ!!」
自然に手を繋ぎ
まず向かったのは映画館
映画館なら
手を繋いでいても中が暗い為
偶然、知り合いに会っても関係がバレる
心配はなかった