テキストサイズ

私のオネエちゃん

第11章 幸せだけど不安



恭平「…」

真子「…」



並んで座り
ポップコーンなども食べず
何も喋らず、今、注目の恋愛映画を二人
で見た



恭平「恋愛映画だったけど意外に楽しか
ったね」

真子「うん」

恭平「次は…とその前に何か食べよっか
真子、食べたい物ある?」

真子「あんまりお金ないから…安い店で
食べよう」

恭平「真子」

真子「何」

恭平「デートなんだから食事代は彼氏の
俺が出すよ」

真子「お兄ちゃん…」

恭平「わかった?」

真子「うん、ありがとう」

恭平「よし、じゃあ行こっ!!」



せっかくのデート
しかも記念すべき初デートだし
頑張って普段なら入れないレストランで
お昼を
食べる事にした



店員「いらっしゃいませ、二名様ですね
お席までご案内させていただきます」

恭平「お願いします」

真子「…」



店員に案内され
窓際の席へと向かった二人
そんな二人の姿を遠くから見つめている
一人の女性がいた
真子も恭平も、まだ女性の姿、視線に
気づいていなかったが
その人物は
なんと…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ