私のオネエちゃん
第2章 再会
真子「それでどこ行くの?」
恭平「この店」
真子「えっ…この店!?」
恭平「ずっと気になってたんだけで一人
じゃ入りづらくて…」
真子「…確かに」
恭平と一緒に訪れたお店は
見た目からラブリーで売っている商品も
女の子らしく
かわいい物ばかりで
確かに恭平一人だけでは入りづらい
お店だった
恭平「真子にはこの服が似合うかな」
真子「そうかな?」
恭平「うん、かわいい」
真子「…」
楽しい楽しい
恭平と二人でのお買い物
ちょっとデートっぽくってドキドキして
いた真子
しかし…
真子「ん~どれにしようかな…」
恭平「…そういえばさ」
真子「何?」
恭平「母さんが心配してたんだ、俺達の
事」
真子「心配?」
恭平「俺が真子を好きなんじゃないかっ
て」
真子「そう…なんだ…」
恭平「あるワケないよね、だって俺達は
家族だし…俺は女の子に興味ないし」
真子「興味ないの…」
恭平「あれっ…言ってなかった?」
真子「…聞いてないよ」