私のオネエちゃん
第2章 再会
真子「重っ…いっ…」
恭平「…うぅ」
真子「ちょっとお兄ちゃ…しっか…り…
あっ!?」
恭平「んん…」
真子「ちょ…ちょっと…」
どうにかこうにか
部屋まで連れて来る事は出来たが
ベッドに寝かせる寸前
油断したのか
真子は恭平と一緒にベッドに倒れ込んで
しまった
真子「ちょ…重っ…いから…」
恭平「…真子」
真子「お兄ちゃん、起き…たっ!?」
一瞬の出来事だった
押し倒されたと思ったら恭平の顔が段々
自分の方に近づいて来て
そして…
真子「!?」
恭平「…」
真子は恭平にキスされたのだ
さらに恭平は真子の事を離すまいと真子
の頭、首を
がっちりと掴み
キスを深くしていった
真子「んっ…んん」
恭平「…ん」
真子「はっ…はぁはぁ…」
息切れになりながらも
どうにか恭平から離れる事が出来た真子
しかし当の本人
恭平は…
恭平「ん~」
真子「…寝てるし…もう…」
何もなかったように
すやすやと眠り続けている恭平
この姿を見る限り今の突然のキスは完全
に
「酔った勢い」
だった