私のオネエちゃん
第2章 再会
父「恭平は?」
由美子「今日は遅くなるって」
父「そうか」
真子「…」
恭平のいない三人だけの夕食
もしかしたら夕食には帰って来るかもと
少し待ってはみたが
みんな
お腹を空かせていたし
せっかくの料理も冷めてしまう為
三人だけで食べた
それから
お風呂の時間、日付が変わる頃になって
も恭平が帰って来る事は
なかった
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真子「…んんっ」
深夜2時
不意に目を覚ました真子
まだ眠たかったかったがトイレに行こう
と
何気なく
一階に降りた
すると…
真子「…ん?」
恭平「…」
真子「帰ってたの?」
恭平「…うん」
真子「お兄ちゃん…顔赤いけどお酒飲ん
だ?」
恭平「…うん」
酔っ払っているのか
恭平の顔は赤く、真っすぐ歩けないほど
歩行はふらふらしていて、かなり
飲んだようだ
恭平「…気持ち悪っ」
真子「もう…ほらっ、部屋まで送るから
肩掴まって」
恭平「…悪い」
真子「…」