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私のオネエちゃん

第3章 ヤキモチ



真子「…」

由美子「真子ちゃん、おはよう」

真子「あっ…おはようございます…」

由美子「どうしたの?」

真子「…別に」



翌日
恭平にどんな顔で会えばいいか
ドキドキしながら一階の居間に降りて行
った真子
まだ寝ていてほしい
そんな風に思いながらドアを開けたが
居間には残念ながら恭平の
姿があった



真子「…」

恭平「うぅ…頭痛い…」

真子「…おはよう」

恭平「あぁ真子…おはよう…」

真子「…」



昨日の事
覚えているか聞きたかったが
側にはお母さんもいるし恭平の様子から
して
全く覚えてない
様子だった



恭平「痛たた…頭痛…」

真子「大丈夫?」

由美子「大丈夫よ、単なる飲み過ぎでの
二日酔いだから、ほらっ薬」

恭平「…ありがとう」

由美子「二日酔いだからって大学休んじ
ゃダメよ」

恭平「…わかってるよ」

真子「…」


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