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私のオネエちゃん

第3章 ヤキモチ



ピー(ホイッスル)


ホイッスルの音を合図に
バスケの試合は海斗のチームがリードし
続け
終了した



奈々「じゃあ私、そろそろ帰るわね」

真子「先生…」

奈々「そんな顔しないの、かわいい顔が
台なしよ?」

真子「…すいません」

幸「下まで送ります、ねっ」

真子「うん」

奈々「ありがとう」



名残惜しかったが
真子は幸と一緒に外まで先生を見送る事
にした



~~~~~~~~~~~~~~~~~~



恭平「真子?あれっ…どこ行っ…」

海斗「あの!!」

恭平「何」

海斗「さっきは…本当にすいませんでし
た、俺…」

恭平「もういいから」

海斗「…」

恭平「でも君が真子の友達じゃなかった
ら…」

海斗「!?」

恭平「ただじゃおかなかったけどね」

海斗「…っ」



顔は笑っていた
しかし目の奥は沸き上がる怒りを必死に
押さえ大人の対応をしている
そんな
雰囲気だった



恭平「…」

海斗「…あの!!」

恭平「何っ!?」

海斗「お兄さん、何ですよね…」


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