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私のオネエちゃん

第9章 文化祭



ケイ「真子、幸、二人共、とっても素敵
かわいい、んっ?かっこいい?」

幸「かっこかわいいだよ、ケイ君」

ケイ「かっこよくて、かわいい、だから
かっこかわいい、なるほど!!

真子「…かわいいかな?」



今日は
待ちに待った文化祭
真子達のクラスは喫茶店をする事に
しかし、ただの喫茶店ではなく男女逆転
男の子が女の子の格好をして
女の子が男の子の格好をする
ちょっと変わった
喫茶だった

ちなみに
真子と幸は学ランを着て
ケイはかわいらしフリフリのメイド服を
着た



真子「本当に似合ってる?」

幸「似合ってるよ、真子のその姿見たら
お兄さんも」

真子「幸、その事なんだけどね…」

幸「?」

真子「私…お兄ちゃんの事、諦めようと
思うの」

幸「諦めるって…どうして?だってまだ
好きなんでしょう?」

真子「うん」

幸「だったら…」

真子「いい加減…初恋のお兄ちゃんから
卒業しなきゃ先に進めないと思うの」

幸「真子…」

真子「ヤケじゃないよ?ちゃんと考えて
出した答え」

幸「…ならいいけど」

真子「…」


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