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私のオネエちゃん

第10章 両想い



幸「えっ!?本当に…」

真子「うんっ」

幸「良かったね、おめでとう、真子」

真子「ありがとう」



あれから
恭平と別れ教室へ戻った真子
教室に海斗の姿はなかったが心配してい
た幸に
色々あったが
恭平と両想いになり
付き合うようになった事を伝えた



真子「…でもね」

幸「何、なんかあった?」

真子「海斗に…怒られちゃって…」

幸「海斗に話したの?」

真子「ううん…ただお兄ちゃんと話して
るの聞かれちゃって…」

幸「…そっか」

真子「…」



海斗が戻ったら
ちゃんと話そうと思っていたが
その日
夕方になっても海斗が教室に戻って来る
事はなかった



~~~~~~~~~~~~~~~~~~



真子「ただいま」

恭平「お帰り」

真子「あっ…お兄ちゃん…」

由美子「お帰りなさい、今日は疲れたで
しょう、ご飯出来てるから」

真子「…うん」



学校では平気だったが
こうして家で顔を合わせると、なんだか
急に意識し始め恥ずかしくなる
真子だった


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