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あまこい. お兄ちゃんの友人

第6章 **言葉の力**

胸騒ぎがする・・・何か嫌なことが起きそうな予感・・・・。



隣に寝ている人間を起こさないようにベッドから降りて、窓際に腰かける。



このホテルは都内有数の夜景がきれいなホテルだ。そんなことはどうでもいいが、相手はかなり喜んでいたようだ。


煙草に火をつけて深く吸い込む


もえと会うときはあいつは煙草が好きじゃないから、吸わないけど・・・もちろんメンバーのいる場所でもめったに吸わない。


潤「秋・・・早くしろ・・・」


真ん丸な月をにらみつけながら言った。


ちょうど目が覚めたようでベットから呼びかける声がする。


それを無視すればヒタヒタと近づいてきてギュッと抱きしめられる


潤「起きたの・・・?」


「んー・・潤」


好きとつぶやくこいつの唇をさらってベッドまで連れて行った。



夜は、あけない。

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