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あまこい. お兄ちゃんの友人

第7章 **きっかけはいつも突然**

そうだよ、いつも突然だった



あの日から数日後会社帰り


萌花「ふあー・・・眠い・・」


なんて欠伸なんかして公園のそばを通った。そん時に「サイテー」って吐き捨てるように女の人の声がして、あぁ喧嘩かぁって思った



冷静でいられたのもそこまでで


そこにいたのは間違いなく、潤君で。秋君ではなくて。


頭ではわかってるのに体だけは正直で・・・


萌花「秋君っ!!」



潤「・・・もえ・・・」


「誰なのよっ・・コイツが新しい恋人?!」


潤「は・・?何言ってんの。新しいも何も、元からいた彼女だよ?」


「サイテーだよやっぱ・・・」


潤「てか、お前とは恋人とかじゃないし?わかってないの?」


「ひ・・酷い・・・っ」


潤「もえ、家にかえろっか」


萌花「でもっ」


潤「いいから」


強引に引っ張られて、そのまま公園を出た

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