あたしは被害者
第7章 そこで見てなさいよ
『4時22分』
携帯で時間を確認すると
カーテンへ目を向ける。
まだまだ外は暗いままだ。
真っ暗のなかに
淡い紫がかった雲が見え隠れしている。
自分の心を表しているようで
すぐに目を背けた。
手の中で光り続ける携帯の
ホームボタンを押して
そのまま目を閉じる。
前髪が目にかかって
痒くて邪魔だ。
そろそろ切らないと。
ん……?
ニキビできたのかな。
洗顔変えないきゃ。
爪延びてきたなぁ。
爪切りどっか行っちゃったから
買いに行かないと……。
それから……。
あーもう
やることがいっぱい。
なにから手をつければいいの。
まるでぐちゃぐちゃに
散らかった部屋を
片付ける時みたいに。
なにからしよう
考えていると時間だけすぎて
結局なにもできないまま。
眠い
携帯で時間を確認すると
カーテンへ目を向ける。
まだまだ外は暗いままだ。
真っ暗のなかに
淡い紫がかった雲が見え隠れしている。
自分の心を表しているようで
すぐに目を背けた。
手の中で光り続ける携帯の
ホームボタンを押して
そのまま目を閉じる。
前髪が目にかかって
痒くて邪魔だ。
そろそろ切らないと。
ん……?
ニキビできたのかな。
洗顔変えないきゃ。
爪延びてきたなぁ。
爪切りどっか行っちゃったから
買いに行かないと……。
それから……。
あーもう
やることがいっぱい。
なにから手をつければいいの。
まるでぐちゃぐちゃに
散らかった部屋を
片付ける時みたいに。
なにからしよう
考えていると時間だけすぎて
結局なにもできないまま。
眠い