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あたしは被害者

第2章 裏と表

「えー?
達也へんたぁい……きゃあっ!」

『ドンッ!!』


いきなり大きな
振動が右肩をゆする。


その振動で体がおされ
前に倒れこんだ。


「笑みっ?!おい、てめぇ!」

「あ、すす、すみませんっ」


どうやら後ろから
あたしに
ぶつかったようだ。


こんなへなちょこ
きも男に……!


「いたたぁ…」

「大丈夫か?」

「うん、平気」


だぁってもともと
転ぶほどの
強さじゃなかったし?

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