
お味噌スープside STORY
第4章 悪意と悲劇
それから毎週日曜日は輝くんと遊んでいた
次で五回目の遊びを控えた前日だった
お風呂を出て髪を乾かしているとタケシ君がまた私に触ってきた
あれ以来全くしてこなかったのにまた始まった
私は直ぐ様手を弾いた
桃子『辞めてっていったじゃん』
タケシ『うるせぇんだよ』
桃子『叔母さんに言うよ』
この言葉でタケシ君の何かがプツンといってしまったみたいだった
私はタケシ君に顔面を殴られた
何が起きたか訳もわからないまま意識が薄れていく
馬乗りで殴り続けるタケシ君
怖くて怖くてしかたがなかった
