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仮面な人たちの恋愛夢小説

第15章 狂おしいほど君と、(電)

「もう少し、君に触れたいな。出来れば奥の方まで」

『良太郎が起きるまで、だからね…?』

「安心して。それまでには終わらせるから」

彼女を抱き寄せたウラタロスが眼鏡をサッと外すと口づけを交わす。
優しく、甘く、離れようとするともっと欲しくてたまらなくなるような口づけに彼女は酔いしれていた。

「いい顔になってきたね。綺麗だよ?」

ウラタロスの一つひとつの言葉が彼女の身体を甘く痺れさせる。

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