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仮面な人たちの恋愛夢小説

第19章 happiness to god(K)

彼女が悩み事があると話したときだ。名護の言葉が、彼女を大きく動かした。

「神を信じなさい。神は私たちを見守ってくれている。それは貴女も例外ではありません。私も、神を信じる貴女を信じます」

神さま…今時そんなことをいう人がいるのかと思ったが、その時の彼女は神にをもすがりたい気持ちでいた。
さまざまな問題を抱えて生きていた彼女に取って名護がくれた“神を信じなさい”という言葉はとても心に染みていたのだ。

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