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仮面な人たちの恋愛夢小説

第30章 ウラ授業(電※)

『あっ‥あぁ…っ!』


「うっ…いくよ…っ」


彼女の中で果てた僕。

勢いに任せてしてしまったことを少し後悔の念が過ったが

彼女の僕を見上げる色っぽい微笑みが、すぐにそんなことは忘れさせてくれた。

やや暫く繋がったままでいた僕たち。

落ち着きを取り戻し、そっと彼女から離れた。

ふと、赤い何かが横目に映る。


「先輩、居たなら言ってよ」


「悪い。全部見てた‥」


良太郎の顔で先輩・モモタロスとアイコンタクトすると、入れ代わる僕たち。

青い身体の僕は彼女の真上にいて

オールバックの赤いメッシュを入れた先輩が、彼女を怪しく見下ろしていた。


「優しくしてあげてよ?先輩は特別なんだからさ」


「おう‥」


僕と先輩と彼女。

新しい科目が増えて、彼女の知識は豊富になっていく──

僕らの授業はこれからも続きそうだ…。

ウラ授業 END

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