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仮面な人たちの恋愛夢小説

第31章 ミルキー・ラブ(電※)

『あっ…!侑斗…っ』


今、俺と侑斗と彼女

三人は一緒になって繋がっている。

ふいに、侑斗としての手が動いて

彼女を優しく支えていた。


「はっ‥くっ…っ」


繋がっているとき、侑斗は何度となく

彼女と愛理さんの名前を交互に呼んでいた。

俺は思う。

侑斗は、愛理さんを愛していて

それでいてそれと同じくらいに彼女を愛しているんだ──と。

俺はそんな侑斗をいつまでも支えて

見守ってやりたいと思った。

いや、そうさせてくれ

侑斗…──


ミルキー・ラブ END

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