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仮面な人たちの恋愛夢小説

第33章 タイム・ラブ・KISS(電)

彼女が想いを寄せる彼・幸太郎。

強くてカッコ良くて、ちょっと不運が多いけど一緒にいると幸せな気持ちになれた。


「あ、いたいた」


窓の外を眺めていると幸太郎が扉の向こうから現れて、彼女のもとへと走って来た。


「此処に居たんだ、捜しちゃったっ」


『ごめん‥』


「ううん。‥‥じゃあちょっといい?」


何?と近付く彼女をぎゅっと抱き締める幸太郎に彼女は突然のことで驚いて小さく声を上げた。

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