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仮面な人たちの恋愛夢小説

第34章 マゼンタ色の深愛(D※)

俺が愛する彼奴は


ナツミカンと違って落ち着いた雰囲気に


肩より少し長めのセミロング、大きな瞳に長いまつ毛とスッとした鼻


何より、白く透き通った肌が俺を射止めていた。


性格は少々ナツミカン寄りだが、ナツミカンとは別に嫌味を感じない。


笑顔と、ふとした瞬間に見せる物思いな表情が彼奴の男を射止めるポイントだと思った。


実際、俺がその最初の一人だったから…──。

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