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仮面な人たちの恋愛夢小説

第39章 生くりーむぱにっく(電※)

僕の大好きなおねーちゃんは


みんなに優しくて


ケーキ作りが上手で


いい匂いがして


とにかく可愛い───そんな人。


そんなおねーちゃんは今日もケーキ作りの真っ最中。


ボールに入れた生クリームを泡立て機で混ぜる音に、僕は釣られてやってきた。


長い髪をお団子にまとめた、紫色のエプロン姿のおねーちゃんがそこに立っていた。

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