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仮面な人たちの恋愛夢小説

第39章 生くりーむぱにっく(電※)

『リュウタ…っ、あとでケーキ作るの手伝ってよっ?』


「分かってる。一緒に作ろっ♪」


どさくさに紛れて口にしたイチゴをおねーちゃんに宛がうと驚いたおねーちゃんの顔を見ながら、僕はおねーちゃんに口づけした。


イチゴ味のキスは甘酸っぱくて、とっても気持ち良かった。


『リュウタ、おわびしてくれたご褒美』


僕を手招きするおねーちゃん。


おねーちゃんはおわびのご褒美におねーちゃん自身をくれた。


それからケーキを作り直した僕とおねーちゃんはイチゴをつまみ食い。


にっこりと笑いあった僕たちは、また甘酸っぱいキスを交わした───。

生くりーむぱにっく END

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