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大人の恋は、慎重に。

第8章 Ⅷ


『ゆきくん…


…………?』




「ずっと好きだった。

夏帆ちゃんのこと。 」


『ちょ…ゆき、くん…?』

「誰と付き合っても、夏帆ちゃんが基準で、

夏帆ちゃん以上に好きだと思う奴なんかいなくて。 」


『ゆきくん…


それは、 違うよ!

ほら、小さい時の初恋とかって、妙に美化されちゃったりするからで…』



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