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声を届けたい

第42章 終わる





手術が始まり……




おじさん、おばさんは……


抱き合い…泣いた…







息子への思い…

泣かない親などいないだろう…



友チャンも…壁にもたれ掛かり…泣いた…




家族の一人の死……


嫌でも…受け入れないといけない…




ここの部屋から…出てくる…


息子、お兄ちゃんは……



遺体なのだと…突き付けられる…









私も…最後の最後まで…


死を…受け入れられなかったが…






今は…守の…死を…


感じる…











最初の…臓器が…
青いケースに入れられ…


運ばれる……











守は………死んだ……











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