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あなたがいたから。 上

第1章 第1章

彼はとめようと必死に
私を抱きしめてきました。


なんでどうして彼はとめるのか
私は…とても
わからなくて
彼の胸の中で
「う・・うう うわあああん」
泣いてしまいました。

あの頃…
幸せ
嬉しい
楽しい

それが普通に思えていた自分が

どんどん変わっていって
それよりも悲しみの方が大きくなってしまった私。

それを一人で抱え込もうとして

消そうとしてもできなかったこと

積み重なった私がいた。

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