
兄じゃっ
第1章 一話
「あ、寝てるよー。…クスッ…寝顔も可愛いんだから…。
兄さん…。私、愛してるから…。ずっと一緒にいてね。
わがままなのは分かってるけど…。好きです。兄さん…。
チュッ…。」唇になにか暖かい…いや、温かいものをかんじた。でも、意識はない。さっき酒を飲まされたのが肝ときていた。
それは、すこしでも前の話。
俺は山奥の小さな学校に就職した。
今日から晴れて教師になった。
ここの村は精恋村と言う小さな村だ。ここには昔住んでいていたが、親が離婚して俺は妹と姉を残して父と都会にいった。初めは電話や手紙などをやっていたが、都会に馴染むのに精一杯になり…それ以来途絶えてしまった。そしてそれから8年後。母が死んだと通達がきた。
そう、村に残した一人の母さんだ。急いで自宅に戻ろうとしたが運が良いことにこの村にある小さな高校に派遣された。
すごく運がいい、そして電車に乗って村にむかった。
駅に着いたら嬉しい事に妹がきていた。覚えているだろうか?
あれからもう何年もときが立っている。
そのような不安を抱え、電車を降りた。
「お、お兄ちゃん!?お兄ちゃんだよね!?…」
か、変わってなかった。昔と同じ格好をしていた。白のワンピースだ。手には麦わら帽子を抱えていた。
「み、美夏…?美夏だ!久しぶりだな!いやー全然かわって……。っ!?」
かわってないと言おうとしたら俺の唇に小さな唇が重なり合った。
「……んっ、お兄ちゃん…ずっと…ずっとっ!待ってたんだから!…お兄ちゃん!…ヒグッ…ふぇーーーんっ!!!」いきなり泣き出してしまった。
俺がいなくなり母がいなくなり、一人で大きく抱えすぎてパンクしたんだな…。
兄さん…。私、愛してるから…。ずっと一緒にいてね。
わがままなのは分かってるけど…。好きです。兄さん…。
チュッ…。」唇になにか暖かい…いや、温かいものをかんじた。でも、意識はない。さっき酒を飲まされたのが肝ときていた。
それは、すこしでも前の話。
俺は山奥の小さな学校に就職した。
今日から晴れて教師になった。
ここの村は精恋村と言う小さな村だ。ここには昔住んでいていたが、親が離婚して俺は妹と姉を残して父と都会にいった。初めは電話や手紙などをやっていたが、都会に馴染むのに精一杯になり…それ以来途絶えてしまった。そしてそれから8年後。母が死んだと通達がきた。
そう、村に残した一人の母さんだ。急いで自宅に戻ろうとしたが運が良いことにこの村にある小さな高校に派遣された。
すごく運がいい、そして電車に乗って村にむかった。
駅に着いたら嬉しい事に妹がきていた。覚えているだろうか?
あれからもう何年もときが立っている。
そのような不安を抱え、電車を降りた。
「お、お兄ちゃん!?お兄ちゃんだよね!?…」
か、変わってなかった。昔と同じ格好をしていた。白のワンピースだ。手には麦わら帽子を抱えていた。
「み、美夏…?美夏だ!久しぶりだな!いやー全然かわって……。っ!?」
かわってないと言おうとしたら俺の唇に小さな唇が重なり合った。
「……んっ、お兄ちゃん…ずっと…ずっとっ!待ってたんだから!…お兄ちゃん!…ヒグッ…ふぇーーーんっ!!!」いきなり泣き出してしまった。
俺がいなくなり母がいなくなり、一人で大きく抱えすぎてパンクしたんだな…。
