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16歳に恋する23歳の俺。

第10章 連絡





その声に、あたしは立ち止まって
体が硬直した。






「そんな急いで…どこ行くんだよ?」




カシッカシッと、道路を擦るサンダルの音


あたしに、近づいてくるっ……








「まさか、俺に会いに行こうとしてたとか…?」







顎を掴まれ、

彼の不機嫌そうな顔を見た



肩が震える







怒ってる……










慧……………………




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