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16歳に恋する23歳の俺。

第2章 メール







「……え?ゆ、ゆゆゆ由真



今…なんつった?」




「あっれ…知らなかったんだ、ウケる」




「い…いやいやいや!


嘘だろ?なあ?優美花ちゃんが…16?



ハハハハッ!由真のジョークまじウケんだけど!」





「大地。」






無理やり笑う俺に
由真は真面目な顔で視線を貫く。







「優美花ちゃんが16歳で高1ってのはマジ。

昨日の合コンには人数合わせで頼まれて来たらしい。


俺も昨日サキちゃんに言われてビビったよ…



大地さ、優美花ちゃんに惚れてんでしょ?
だから早く言おうと思ってたんだよね。


高校生に手出すのは犯罪だしさ」






嘘だろ…



じゃあ俺、優美花ちゃんにとってはおっさん?

ただの親父じゃねぇかよ…




年齢詐称とか軽く詐欺じゃねーかあああぁああ!!!





16であの大人っぽさ?!

あの色気?!




もう日本終わってんだろ……



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