16歳に恋する23歳の俺。
第5章 様子。〜大地side
休憩室には、先輩の宮原さんがいた。
「よー、大地。休憩入ったのか?」
「あぁはい、あの客の整備終わったんで」
「あーあのオッサンね。お疲れお疲れ」
テーブルに缶コーヒーを置いて
俺は礼を言ってタブを開け、グビッと飲む
携帯を開くと
当然優美花ちゃんからはメールもなく。
勝手にしょぼーんと落ち込んでいると
そんな俺に宮原さんはククッと笑った
「ちょ、先輩なんで笑うんすかー」
「ん?あぁ悪い、なんかおもろくてさw」
「笑い事じゃないっすよ…」
とか言う俺も、ハハハと苦笑いをする。