16歳に恋する23歳の俺。
第5章 様子。〜大地side
マックを出ると
暑さで一瞬視界がグラッとぼやける
太陽は熱く照りつけて
反射で道路から熱が這い上がる
あっちぃ………;
ふと背中にいる優美花ちゃんを見ると
何だかケロッとしていて
吹っ切った顔をしていた
は、はやくね?
ほんと強いなこの子は……
そう思ったがもうこれ以上
彼女の気持ちをえぐりたくないし
笑顔を見ていたいから
俺はそっと前を向いた
さて、これからどうするか……
とりあえず涼しいところに……
……俺の仕事場に来てもらうか…?