16歳に恋する23歳の俺。
第5章 様子。〜大地side
だが、そんな俺の願いも儚く。
すぐに職場に着いてしまった
「大地さんここで働いてるんだあっ」
と、興味深々で
俺の手を離して倉庫に入っていく
優美花ちゃん………
なんか我が子が離れてった気分だよ…
「優美花ちゃん、とりあ事務所に……」
「あれれ、大地ー?
ってこの子だぁれ?」
割って入ってきたのは
莉乃で、
甘ったるい声で優美花ちゃんを
頭から爪先まで舐め回すように視線を移動させる
「あ、莉乃、あのs」
「大地の、彼女サン??」
俺の言葉は一切無視で
ニコニコとした顔で優美花ちゃんに問い掛ける