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16歳に恋する23歳の俺。

第6章 帰る場所






「優美花ちゃん、大丈夫か?」



「何がですかぁー」



「や、もうやめといた方が…」



「やーっ!優美花まだ大丈夫だもんっ」





ゆ、優美花……!?




ぶすっとしてビールを両手で包み

掴んで離さない(苦笑)






「だーめ、ほら、俺にちょうだい?」


手を優美花ちゃんに差し出すと



「いーやーですっ♪」




と、ぐびっとビールを飲み干した




あーあ……


こりゃ将来相当な飲んべぇになるぞ




そう思いながら俺は立ち上がり、

トイレに向かおうと一歩踏み出した










「…嫌っ…………」




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