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中学女子

第3章 アリエナイ



#少し早く来すぎたかな…?#

携帯をイジリながら椅子に座ってると

「君、中学生?ご両親は一緒かい?」

駅員さんが話しかけてきた。

そりゃあ、特別背が高いワケじゃないから。

中学生とバレるのは当たり前か…。

#どうしよう…。警察に追放されたりするのかな?#

数秒間の間、駅員さんとの沈黙が続いた。

「何で、何も喋らないんだい?」

下を向いて携帯をいじっていると…

「すいません!その子、俺の妹ですっ!」

後ろの方から駅員さんに向かって声が聞こえた。

#えっ?誰?#

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