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中学女子

第3章 アリエナイ

「ぁ、あの。ありがとうございました。」

「気にすんなよっ!たいしたことじゃないしw」

#めっちゃいい人じゃん!#

「ま、今度からは気をつけろよ!」

「は、はい…」

男の人は私の頭を撫でると

手を降りながらいなくなってしまった。

#え?一緒にカラオケ行く人じゃなかったのかな?#

私が爽やかお兄さんの後ろ姿を見ていたら…

「もしかして…結衣ちゃん?」

後ろから声がした。
#え?私の名前?!?何で知ってるの?#

声の方向に振り向きながら、小さく返事をした。


「ぁ、はぃ」

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