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君のため。

第197章 ANNIVERSARY~駐車場~

抱きしめられてキス。


応じてしまうよね。やっぱり。
私はあなたを絶対に拒めない。


イヤって言いながらも
私は舌を絡ませる。
ハァハァと息づかいが荒くなる。


指で確かめられる。
濡れてるよね。
もうグチョグチョだよね。


フェンスにしがみつかされ、
ワンピースの裾をまくられ、
下着を足元に下ろされ、
後ろから挿れられる。


マンションの窓の灯りが気になる。
電車が何台も行き交う。
誰が見ているかわからないのに。外で。こんなところで。


彼の激しい動きにあわせて、
私のしがみついているフェンスが軋みギシギシと音をたてる。


彼のベルトの金具の音がカチャカチャと音をたてる。


激しく彼に出し挿れされ
そして私は声を。
声が漏れてしまう。


こんな所で襲われて、
やっぱり感じてしまってるの?
気持ちいいの?


そして、
あなたを全部受け止める。
息が上がる。
力が抜ける。
しゃがみ込む。
少し冷静になる。


なんでまたこんなところで?


今日あなたは食べ過ぎて、
あんまりお酒飲めなくって、
でも野外でHはできるの?
ほんまに性欲の塊やな。
…アホかー(>_<)/

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