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君のため。

第202章 最終章~見極めたこと~

言葉を繋いでいく。


私にはとても好きな人がいる。


愛してる、ではない。
大好き、ではない。


ただ私はその人のことがとても好きで。


たとえ世界中の人が彼のことを嫌いになったとしても、
私はずっと彼を好きでいられる。


ずっと一緒にいたいけど、
どうしても一緒にはなれない。


だからせめて、
私は彼の幸せを祈る。

寂しがり屋のあなたが一人きりにはなりませんように。
あなたが家に帰ると
あなたを愛する人がいつも笑顔で迎えてくれますように。

そんな幸せを私は祈る。

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