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君のため。

第203章 あとがき。

呪縛。
「カナとは…続く気がする…。俺のこと忘れられへんのやろ?」


私が忘れられないから、彼は応じる。
やっぱりそれは虚しくて。



そして、
「カナとのこの関係って、
エンドレスやな」

…嫌なん(−_−#)?

「なんでそこでそんな答え方するねん!
エンドレスやな?
…そうやね。
で、そこはええやろ?」

…なんでよ?
エンドレス、嫌なん(−_−#)?


そこが、それこそが大事じゃないの?エンドレスでもいいの?


自分でもよくわからなくなってきたんです。
何が正しくて何が間違いで、
私は、彼は、
私達はどこに向かっていくのか?
区切りをつけたはずの今でも私は迷っています。


でもひとまず私はここで筆を置きます。
引き際、
一番幸せだと感じたその瞬間に引くことが、相応しいと思ったので。

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