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人魚

第8章 クッキー

蒼は、ズボンをはきなおし
一階のキッチンへと向かった



棚からクッキーの素をだし

ボウルをだして
素を入れ
水を入れ
卵をとうにゅうし…

ポケットから瓶を出した。

白い液体を指でかきだし
ボウルへ…


蒼の口元は緩み
笑いながら生地をこねた。



『まっててね、夏生。』

そう…言いながら


せっせと
クッキーを焼いた。

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