無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

いつものように
夏生は、部活にでた。
昨夜の花火と蒼との仲直り
歌音の寂しげな横顔

ぼぉっと思い出し

長い廊下を見ていた。


『夏生 おはよぉ。昨夜はサンキュー』

歌音が後ろから声を掛けた。


『あ(笑)おはよぉ。歌音 昨夜は、ちゃんと帰宅したの?』


『蒼の家に泊まったよ…』と
うつ向きながらいった


『え?』夏生は耳を疑った

『蒼と…セックスしたよ…』
屈託のない笑顔で夏生をみた。


『あ。え?なに?』と聞き直そうとした


『夏生 悪いけど、蒼とわ。もう必要以上に会わないで…それを言いたくて
貴女に会いに来たの』


歌音は、夏生の両腕を掴み離さなかった。


『あ…う …わかった』夏生は下をむき
歌音の顔を見なかった。


歌音は、満足したかの様に

『ぢゃぁ。よろしくね』と
颯爽と夏生の腕をはなし
背中を向けてあるきだした。