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人魚

第2章 白いはだ

彼女が大学へ
現れたのが、夏になりかけた
6月の半ばだった


色は白く華奢で
髪は長く腰まであり
瞳は大きく
甘い香りが身体中から
匂っていた。


夏生は
彼女を見て
お姫様みたい…と溜め息をついた

蒼は、笑いながら
夏生のオデコを叩き
夏生を笑わせた

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