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人魚

第11章 裸足

蒼はカーテンを

グッと掴み引いた


「まって、いま 下に行くから」


夏生は上を見上げ

「うん。わかったー。」と答えた

次の瞬間

カーテンが開いて

白いはだの歌音が
上半身裸で
下を覗いた。


「夏生きたんだ…」そう言って
睨みながらカーテンを素早く閉めた。

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