人魚
第13章 赤い人魚
蒼に電話をする夏生
状況を話し
歌音の前に立ちはだかる夏生
『どして?こんなことするの?』
夏生は…ガタガタと震えながら
歌音をみた
『邪魔するからよ。死んでよ』
歌音は
鎌を振りかざしながら
夏生を追い詰めてくる…
『いや!こないで。おかしいよ』
奥へと逃げながら
蒼をまつ。
『もうすぐ、もうすぐ…蒼がくるのよ』
歌音は
ピタリと止まり
二階の窓からそとをみた
『蒼とあたしは…ずっと一緒なの』
机にある
人魚の本を血がついた指で触る
『人魚の本当の話…知ってる?』
歌音は
本に目をおとしながら
口元はわらい
ペラペラと話し出した
状況を話し
歌音の前に立ちはだかる夏生
『どして?こんなことするの?』
夏生は…ガタガタと震えながら
歌音をみた
『邪魔するからよ。死んでよ』
歌音は
鎌を振りかざしながら
夏生を追い詰めてくる…
『いや!こないで。おかしいよ』
奥へと逃げながら
蒼をまつ。
『もうすぐ、もうすぐ…蒼がくるのよ』
歌音は
ピタリと止まり
二階の窓からそとをみた
『蒼とあたしは…ずっと一緒なの』
机にある
人魚の本を血がついた指で触る
『人魚の本当の話…知ってる?』
歌音は
本に目をおとしながら
口元はわらい
ペラペラと話し出した