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いつか…

第5章 :あなたと






駅について龍に言われた通りの
場所に行く
1度送ってもらったおじさんの写真…
お迎えに来ているおじさんを探す…
見当たらずコムから龍に連絡する
<それ逆や…>
言われた通りに来たはずが
まさかの逆…
<今からおじさんそっちに向かわせるから>
しばらくしておじさんがくる
なにも言わずに私の荷物を持って歩き出す
お辞儀した私が急いであとを追う
『自分で持ちますよー』
おじさんに持たせるの悪い…
「ええから(^^)」
ありがたく荷物を持ってもらう
「しかし
こんな重いのよう持ってきたなぁ~」
…本当龍にそっくり…
それから買い物をして
家に連れていってくれた
一人で住むのは充分広い部屋
けどおじさんもほとんど帰ってこないらしい
これからは私がいるから
顔を出してくれるみたい
部屋の中にはたくさんのぬいぐるみ…
見覚えのあるものもある
「ぬいぐるみアイツ(龍)が
置いていったんよ」
あっ…この子…
私の目に入ったひとつのぬいぐるみ…
座ってダッコすると
首ぐらいまでくる大きさのくまさん
龍が私の誕生日にって
そういって用意してくれたもの
一通り私の荷物を運んで
また買い物に行く
服やサンダル、日用品…
夜ごはんをすませて
その後は近くのお風呂屋さんに行く
ほとんど帰ってこないから
ガスは止まっているみたい
帰りに酒屋によって飲み物を買った
「お酒飲む?
アイツからいいとは言われてるけど」
龍からいいとは言われても…
そう思って断った
家に帰って少し話をしていたら寝てしまった…
大きなクマのぬいぐるみを抱いて…













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