テキストサイズ

エッチな幼馴染

第3章 高校生活スタート

次の日の朝。


今日から高校生。

起きて化粧をして、パーマがかかったショートの髪をワックスでセットしてリビングにむかう。


「おはよぉ。」


「おはよ。ひなた、ゆうくんまだ降りてきてないから、呼んできてちょうだい?」


お母さんにゆうの事を言われ、昨日の事を思いだして顔が赤くなりつつもゆうの部屋に向かう。


コンコン。。。


「。。。ゆう?起きてる?」



ガチャ。。。


「起きてる。おはよ、ひなた。」


部屋から制服姿で出てきたゆう。

ワックスで無造作にセットされた髪に、少しだけ着崩した制服。


カッコよくて見とれてしまった。。。


「ひーな?どした?」


ゆうに声をかけられて、ハッと我に返る。


「朝からぼーっとして、どうした?昨日の事でも思い出してたか?」


ニヤッと笑い、私を覗き込んでくる。


「なっ!!ち、違うもん。。。」


「かわい。朝飯食おう?」


ちゅっ


軽くキスをされ、階段を降りていくゆう。


突然のキスに驚きながらも、私もリビングに向かう。



ーーーーーーーー

「いってきまーす。」


2人で高校にむかう。

高校までは歩いて10分。近くて通いやすい学校だ。


「ひな?変な男につかまっちゃだめだぞ?」


ゆうは保護者のように私に言い聞かせる。


「誰も私なんて見てないってー笑」


他愛のない話をしながら学校に着き、クラスに入る。


知らない子たちばっかりで、ドキドキする。


「ひーなーたーーー‼」


よく知ってる声に呼ばれて振り返ると、


「さき!!」

「一緒のクラスだったーーーー♪」


抱き合いながら、きゃっきゃ言ってるこのコは、中学の時からの友達。

青木咲。サラサラの黒のロングヘア、モデルみたいな可愛い子。


「よかったー、さきと一緒で♪」


「ほんとー♪ってかさ、朝一緒にきたイケメン誰よ?!」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ