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奴隷な関係

第3章 友達




次の日、教室でのほほんと空を見上げていたら保健室通いしているという自称私の友達の中島かんなが私にずっと抱きついてきて、私は疲れていた。


朝から車で学校に送ってもらったが……あの発情期、朝から私を……思い出したくない。




「千春ちゃん、ずいぶんとのんびりしてますが学校には慣れました?」




そりゃ、もう六月だし慣れるよ。



「あんた……かんなは慣れたの?」




「当たり前です。一年生やるの二回目なんで」




留年?



「今月からでしたよね。ルール替え」




「ルール替え?」



聞いたこともないことに空を見上げていた私はその話に食いついた。

ルール替えって、なんだ



「先月先生が朝会で言ってたじゃないですかー保健室通いでも聞きましたし」




私は、授業サボりっぱなしだし。

先生からなんてお知らせを聞けるわけもなくテストに出たことすらない。



「ルール替えというのは、えっと……あ、従者関係のルールが入学してから一ヶ月以内が二学期までに変わりました」



それは他のひとにはいいね。


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