テキストサイズ

奴隷な関係

第3章 友達





「あのさ、部屋をくれたくせになんであんたがここにいるのさ」




「一緒に寝たいからだ」




「素直に言う俺様もいいけど、私は一緒に寝たくない。ご自分の部屋に帰って」




わざとらしくため息をつけば腕を引かれてベットに倒されるとむぎゅっと抱きしめられた。

なんだ、甘えたい年頃かと思いながら勇気を見れば私を抱きしめたまま寝ようとしていた。



「……」



黙ってりゃ可愛いのに。


あと、神埼勇気ってやりたい放題のひどいやつだと思っていたのに本当は優しくて馬鹿でなんか……っダメだ騙されるな。

主人だろうがなんだろうが……こいつを好きになったりしない



ストーリーメニュー

TOPTOPへ