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奴隷な関係

第4章 浄化





「おい、おっさん。人の奴隷に手を出すんじゃねえよ」




「まったく油断も隙もなくて困りますね」




保健室の窓から中にはいってくる二人を見れば私を助け出してくれた。

あ、目のゴミ取れた。




「ガキが何を言うかと思えば……お前らも興味ねえかァ?こいつがよがり狂うとこ……」




「「………」」




そこは否定してほしい。



「まぁ、海斗が相手する女って絶対と言ってよがるな」




「僕は求められるより嫌がられるほうが燃えますよ。千春ならいいかもだけどね」




私をベットに置き去りにして三人で何やらこそこそ言っていることに嫌な予感がして気づかれないうちに逃げようとそっと立ち上がる。

神埼の身内頭イカれてる!




「んじゃ、千春のことよろしく」




「嫌だけどよろしくねっ」




「きゃっ……」



優介にぽんと背中を押されると素早く先生が腕を掴んで抱き寄せてくれ二人は保健室から去ってしまった。

青ざめていく私は苦笑いを浮かべて先生を見ると




「ヤっていいらしいぜ。条件つきだったがなァ?」



さいっあく!!


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