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奴隷な関係

第1章 お前は俺のもの




「ルール違反者というならあなたもでしょう理事長の息子だからって特別扱い……ぼんぼんないい生活してるんでしょうね」



「してるよ。服も食い物も女もぜーんぶ手に入るし」



皮肉が通じない。

なんていうイラつく相手なんだ。
殴りたい、すっごく殴りたい。


「それにしても千春、一人でシてたの?」



いきなり呼び捨て………ん?


「この教室の匂いからして……あぁ、さっきのやつらの行為でもガン見して楽しんでいたのか」



「誰が楽しむか!」



「ああいうのにお前は興味ないかと思っていたが所詮は一人の女だったか暇なら俺が相手してやるよ」


顎を掴まれ上を向かされると私はにこっと笑って私はやつを……殴った。




「って……何すんだ!」



「何すんだはこっちのセリフよ!私はビッチとか変態とかじゃないのあんたみたいなやつに私の初めてやるか!!あほーっ!」



やつに関わっているのも鬱陶しくなった私は逃げるようにその場から去った。

恋愛、男なんてくそっくらえよ!


このときの私はまさか自分が地獄のような生活を送るなんて思ってもみなかった

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