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ふしだらと言わないで

第6章 慰み者の娘 3

 少し遅くなった私は内心焦りを感じていたものだが、社長というのは忙しくイレギュラーに対応した海斗も帰りが遅れた

 買い物して料理する時間はあった



「おいしいですか?」
「ああ、すっごくおいしいよ」
「腕によりをかけましたから
ふふ…それに
愛情がこもってますからね」



 就寝前になり、求められる

 愛情を感じるキス
 赤くなって見つめる

 抱擁にも力が入る



「カイトさま…」
「どうした?」
「ごめんなさい、今日は…」



 濁して、口ごもる
 察してくれたようだった

 違和感を嗅ぎつけられないように理由を付け足す



「体調が…あまり…」
「大変じゃないか、大丈夫なのか?」
「…はい」



 笑顔を見せた

 今日はどうしても…

 秘密を抱えたまま共に寝る
 疲れているのか、海斗は早々と寝息を立てていた

 ごめんなさい…

 確かめるように触る

 本当はまだ物足りなくて
 アソコは濡れそぼっていた

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