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ふしだらと言わないで

第1章 彼氏の友達







 思った通りお酒を楽しく飲めて時間が経つのを忘れていた



 いい感じにへべれけて笑ってはしゃいでお酒を追加する



 アヤメはふと催してお手洗いと言って席を立つ



「あ、俺も」



 加藤さんも席を立つ

 加藤さんは背はあるが肉や脂肪が少ない人で、物腰の柔らかさとメガネが特徴だった

 向かう先が同じなので会話をしながら並んで歩く



「ちょっと飲みすぎちゃって
おっ…と」
「大丈夫?」
「はは、なんとか」
「飲ませたがるしね」
「場のフンイキですよ」



 酔ってて気づかなかったが、抱きとめた拍子にアヤメの胸は加藤さんの腕に当たってしまっていた

 顔の近さとおっぱいへのタッチでアヤメはドキッとした



「……俺、アヤメさんって
ホント美人だと思います
胸もおっきいし、綺麗です」
「もう、よしてよ
私知ってるのよ?
加藤さんって私の胸
いつもすっごく見てるでしょ?」



 いつまでも通路に立っていたら邪魔だと思ってアヤメは加藤さんに肩を貸してお手洗いに向かって歩く



 その間、加藤さんがむにむにとおっぱいを揉んでいたが、アヤメは知らないふりをしていた



 酔っていたし、加藤さんなら別にいいかなと思い、よその席の賑やかな空気を背に胸を触られ続けた



 こんなに人気がある中、アヤメは胸を触らしてしまってる自分がものすごく大胆だなと思えてドキドキした



 加藤さんがすごく揉んでくるのがなんだか嬉しい



 なんだか…

 お酒のせいか
 なんだか気持ちよくて

 アヤメはこのままお手洗いに到着してほしくないと思った



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